「夢の中の君」
風が吹いて君の長い髪が夕立に吸い込まれるように流れる
そんな姿を僕は見て「綺麗だ…」と小さく呟いた
今朝懐かしい夢を見た、昔堤防で見つけたあの子
今はどうしているのかな…
「起きなさい!!」
夢の余韻に浸っていると母さんが勢いよく僕の部屋のドアを開けて叫んだ
「うるさいなぁ…起きたよ起きましたー」
「毎日毎日目覚し止めてちゃ目覚しの意味ないとでしょ!!」
「わかったから早く部屋出てって」
と毎朝恒例の会話を母さんとし部屋から追い出しまたベッドへ倒れ込み考え込む
あの子は…
「っと、そんなこと気にしてる前にさっさと学校行かなきゃなぁ…」
夢の事一度考えるのを止め僕はいつも通り大学行く準備を始める
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